全身

肺活量トレーニングで免疫力を改善する(全身)

環境の変化で呼吸筋が退化

日々トレーニングをしているわたしですが、ある日ちょっとした夏風邪をひいて、その後咳が2カ月間止まらなくなってしまいました。

思い当たる原因はひとつ、仕事環境の変化です。

実は咳が止まらなくなる数カ月前に会社を辞めてフリーランスになっていました。

フリーランスになったことで最も大きな変化はコミュニケーションの減少です。

今まで組織に属していた時は必然的に周囲と話す機会があったので全く気にしていませんでしたが、フリーランスになって一人でパソコンで仕事をしていると、人と話すという行為が極端に減りました。

つまり物理的に言葉を発する機会が減ったので、呼吸筋が退化したと考えられます。

わたしは元々肺活量が少なく、毎年の健康診断で何度もやり直しさせられるということが続いていたのですが、もともと弱かった呼吸筋が更に弱まったのでしょう。

そして今回、呼吸筋が弱まり、身体の免疫力が衰え、これまでは簡単に治っていた風邪の症状が長引くという結果につながってしまいました。

正直なところ、咳が全く止まらず、このまま死んでしまうんじゃないかと心配になったほどです。

肺活量トレーニングで呼吸筋を鍛える

そこで、メンタルをやられたくないので病院には行かずに、ネットで調べて肺活量をトレーニングして呼吸筋を鍛えることにしました。

購入したのが下の写真にある肺活量トレーニング機器です。特にこれといった名前はないようです。費用は2000円弱。「肺活量 トレーニング」と検索すると出てきます。

肺活量トレーニング

届いてみて思いましたが、めちゃくちゃしょぼい

こんなので肺活量トレーニングなんでできるのか、というのが第一印象でした。

本当はPOWERbreathe(パワーブリーズ)プラスというブランドの重負荷か超負荷のものがほしかったのですが、値段が8000円以上するのであきらめました。。

 

体力の改善、免疫力の改善へ

この肺活量トレーニング機器ですが、負荷を低・中・高と三段階で変えることがでします。そして、毎朝10分間この機器で吸って吐いてのトレーニングを始めました。

結果、トレーニング開始後1週間程度で咳は減り始め、1か月後にはほぼ咳は止まりました。

最初は低負荷から始め、慣れてきたら中負荷に変えました。

今では中負荷出始め、5分経ったら高負荷に変えるという方法をとっています。

2か月以上続けてみて思ったのは、咳が出始める前よりも身体に元気があるということです。絶対です。

呼吸筋は確実に体力に影響します。

加齢や運動不足で病気がちになる方も多いかと思いますが、呼吸筋を鍛えてみることを強くお勧めします。

よく咳が止まらない高齢者の方を見かけますが、わたしのようにコミュニケーションの減少で物理的に呼吸筋が弱くなったことが原因の方も実は多いのではないでしょうか。

もし身内や周りで咳ばっかりしている人がいましたら、是非紹介してみてください。

ちなみのこの肺活量トレーニング機器、寝ながら上を向いて使うのがベストです。立ってやると機器の中に溜まった水蒸気や唾液が垂れてきます。

その後

新型肺炎ウィルスが流行っている昨今ですが、以前から呼吸筋のトレーニングをしていて本当に良かったと感じています。

もし何もトレーニングしないでウィルスに感染していたら、あっという間に呼吸困難な状況になっていたんだろうなと怖くなります。

これからも毎日続けよう。

 

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